日程表・プログラム

日程表
(4月16日現在)
公益社団法人日本医療ソーシャルワーカー協会
2026年(令和8年)度 第16回 社員総会について

社員総会は、6月13日の開会式前ではなく、6月14日の閉会式(13:00~13:30)後に開催を予定しております。
昨年度とは開催のタイミングが違いますのでご注意ください。

開催時間につきましては未定です。確定しましたら改めてご案内いたします。


基調講演

ウェルビーイングと私たち ~“よく在(あ)る”の再考~

6月13日(土)13:00~14:30 A会場(大ホール)
  • 座長:小泉  進(岩手県医療ソーシャルワーカー協会 会長)
  • 講師:前野マドカ(EVOL株式会社 代表取締役CEO、武蔵野大学ウェルビーイング学部 客員教授)

 ウェルビーイングという言葉は、世界保健機関(WHO)憲章における健康の定義「病気でないとか、弱っていないということではなく、身体的・精神的・社会的に、すべてが満たされた状態」として知られ、近年、医療・福祉・教育・企業活動など、あらゆる領域で語られる概念となりました。
 しかし、私たちは日々の実践のなかで問い続けています。「満たされている」とは、誰にとって、どのような状態なのか。それは支援の成果として“測る”ことができるものなのか。そして、制度や支援の枠組みを超えて、人はどのように“ほんとうのさいわい”に近づくことができるのか。
 医療ソーシャルワーカーは、疾患や生活課題そのものだけでなく、その人の人生、価値観、関係性、そして“生き方”に寄り添う専門職です。私たちの実践は常に、クライエント一人ひとりのウェルビーイングを問いながら、同時に支援する私たち自身のウェルビーイングとも無縁ではありません。
 本大会のテーマ「ソーシャルワークとウェルビーイング〜『ほんとうのさいわい』をめぐる旅〜」の出発点として、EVOL株式会社代表取締役CEO、武蔵野大学ウェルビーイング学部客員教授であり、幸福学研究の第一人者である前野マドカ氏をお迎えし、基調講演を行います。
 前野氏は、幸福を「結果」や「状態」としてではなく、人と人とのつながり、意味のある行動、内側から湧き上がる動機といった“プロセス”として捉え、誰もが日常の中で育むことのできるものとして提示されてきました。
 本講演では、ウェルビーイングとは何か、なぜ今それが必要なのか、そして私たちはそれをどのように捉え、実践につなげていけるのかについて、多くの示唆と問いを投げかけていただきます。
 大会の最初に、この「旅」の地図を手にすること。
 それは、二日間の学びをより深く、より自分自身の実践に引き寄せるための、確かな羅針盤となるはずです。


特別講演

異彩 と ほんとうのさいわい

6月13日(土)14:50~16:20 A会場(大ホール)
  • 座長:佐々木 章(岩手県医療ソーシャルワーカー協会 副会長)
  • 講師:松田 文登(株式会社ヘラルボニー 代表取締役/Co-CEO)

 これまでの日本社会を支えてきた「普遍的、効率的、画一的」という価値観は、時代の変遷とともに大きな曲がり角にきており転換点を迎えています。その旧来の価値観と「超少子高齢化社会」、「ゼロ成長社会」の間の歪みに私たち自身が悩み、翻弄されているかもしれません。この社会状況の中で、社会的に安定しつつ自分らしい人生を歩み続けるにはどのようにしたら良いでしょうか?
 一方、大会のメインテーマであるウェルビーイングとは「心身だけではなく社会的にも満たされた状態」のことを指しています。これは主観的な満足感が含まれており、一人ひとり実感が異なるため十人十色の形があると言われています。本大会では岩手を軸に福祉領域の拡張、「障がい」に対する社会イメージの変容や「福祉」を起点とした新たな文化の創造を目指している株式会社ヘラルボニーの松田氏よりご講演を賜り、我々医療ソーシャルワーカーが支援の対象としている傷病・障がいを有する方々のウェルビーイングの形を考えるとともに、私たち自身の価値観の変容や新しい文化の創造の機会にしたいと考えております。


ワークショップ/会長会企画

ソーシャルワーカーに花束を…!

6月14日(日)11:15~12:45 D会場(18階会議室)
  • 座長:坂詰 明広(全国医療ソーシャルワーカー協会会長会代表)
  • 講師:村田 藍子(NTT株式会社 社会情報研究所 Well-being研究プロジェクト)

 本大会の軸となる「ほんとうのさいわい」をめぐる旅の終着点。
 医療ソーシャルワーカーは、人の生き方や価値観の多様さに向き合い、支援者としてだけでなく、ひとりの人として揺れ動きながら、日々多くの出会いを重ねています。その中で支援者自身のウェルビーイングを振り返り、仲間と確かめ合う時間は決して多くありません。本企画では、そうした日々の実践に光を当て、「自分にとって」「相手にとって」「社会にとって」のウェルビーイングとは何かを、対話を通して探究することを目的とします。
 ウェルビーイングとは、単に「精神的・肉体的・社会的に良好な状態」といった“条件の揃った姿”では語りきれません。人それぞれに背景があり、健康状態、障がい、孤独や不安、葛藤や希望など、異なる「よく生きるあり方」があります。むしろウェルビーイングの本質は、一瞬だけの快い状態ではなく、過去のつまずきや試行錯誤を含んだ“時間の広がり”の中で育まれるものだと言えるのではないでしょうか。さらにそれは、自分だけで完結するものではなく、関わる人や地域、社会、そして自然環境など「関係性の広がり」の中で形づくられていくものと考えます。
 今回のワークショップでは、参加者が自身の実践や価値観を言葉にし、「自分にとってのウェルビーイング」だけでなく「相手や社会とともに形づくるウェルビーイング」を語り合う機会にしたいと考えております。印象に残る支援の場面や、仲間に贈りたい“花束(=ことば・感謝・気づき)”を交換することで、互いの大切にしているものの輪郭をあぶり出し、明日からの実践へとつながる新たな視点を育むことを目指します。
“ソーシャルワーカーに花束を”というテーマには、一人ひとりの実践や想いが色とりどりの花のように存在し、その多様なあり方が寄り添い混ざり合うことで、医療ソーシャルワークの世界が豊かさを増していくという願いを込めています。
 本ワークショップが、参加者が自身の歩みを肯定し、仲間の存在を感じ合い、ウェルビーイングを「目指すもの」ではなく「今ここから共につくっていくあり方」として実感する時間になることを期待しております。


講演

No Surrender―決して屈しないソーシャルワーカーになる!

6月13日(土)16:35~18:05 A会場(大ホール)
  • 座長:青木 慎也(岩手医科大学附属病院)
  • 講師:川村 隆彦(エスティーム教育研究所)

 ソーシャルワークのグローバル定義によると、ソーシャルワークは、「社会変革と社会開発、社会的結束、および人々のエンパワメントと解放を促進する、実践に基づいた専門職であり学問である」とされています。生活課題に取り組みウェルビーイングを高めるよう、人々やさまざまな構造に働きかけることがソーシャルワーカーの役割のひとつとしてあげられます。
 我々医療ソーシャルワーカーはクライエントの伴走者として、悩みに寄り添い、時に共に立ち止まりながら歩む立場でありますが、その支援の過程でソーシャルワーカー自身が、パワーレスに陥る場面も少なくはない状況です。
 ソーシャルワーカー自身のウェルビーイングの向上が、クライアントへの支援において重要な点であることから、支援における課題や困難に対して、前向きに取り組む視点を養い、ソーシャルワーカー自身の自己効力感を育むことを目的とし学びを深めていきたいと考えております。
 このような趣旨を受け、エスティーム教育研究所、川村隆彦氏が、次のテーマで講演をいたします。

No Surrender―決して屈しないソーシャルワーカーになる!
不安定な社会情勢のなか、現実と向き合うソーシャルワーカーを思い浮かべたとき、ブルース・スプリングスティーンの「No Surrender」を思い出す。
Like soldiers in the winter’s night with a vow to defend No retreat no surrender
―冬の夜の兵士たちのように守り抜くと誓った。撤退も降伏もしないのだ!―
困難な状況にある君の心に光をあてると、これまでの格闘の物語が息を吹き返し、ずっと確信してきた「ソーシャルワークの価値」が輝きを取り戻す。
その小さな輝きをクライエントや仲間に手渡すなら、それは「ほんとうのさいわい」への旅を灯す松明になる。
君の「格闘の物語」から生まれた「ソーシャルワークの価値」は輝きを放つ。そして君は、冬の夜の兵士たちのように、人々を守り抜く、決して屈しないソーシャルワーカーになる!
エスティーム教育研究所代表 川村隆彦


これからのがん・循環器病対策とソーシャルワーカーに期待される役割

6月13日(土)14:50~16:20 B会場(小ホール)
  • 講師:鶴田 真也(厚生労働省 健康・生活衛生局 がん・疾病対策課長)

 本講演では、我が国のがんおよび循環器病対策の動向について話しをする。疾病により生じる患者・家族の生活課題への対応、地域の関係機関との連携など、医療ソーシャルワーカーがどのように専門性を発揮し、役割を果たすべきか、今後の実践の方向性について考える機会としていただきたい。

こころと私と共に生きる~病院から地域へ~

6月14日(日)9:30~11:00 B会場(小ホール)
  • 座長:山舘 幸雄(盛岡医療福祉スポーツ専門学校)
  • 講師:小瀬古伸幸(トキノ株式会社 訪問看護ステーションみのり)

 こころの病気(精神疾患)は、がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病と同様に地域医療の基本方針となる医療計画に盛り込むべき5大疾病の一つとされています。
 わが国の地域精神保健医療福祉については、平成16年9月に策定された「精神保健医療福祉の改革ビジョン」において「入院医療中心から地域生活中心」という理念を明確にし、様々な施策を行ってきました。「精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築推進・支援事業」が立ちあげられ、地域共生社会の実現に向けて精神障害の有無や程度にかかわらず誰もが自分らしく過ごすことができるようなシステムの構築に向けた取り組みが始まりました。また、令和4年の精神保健福祉法の改正において、都道府県及び市町村が実施する精神保健に関する相談支援の対象に「精神保健に関する課題を抱える者」が追加されました。
 国としてのシステム構築が謳われる中で、病院から地域へ生活の場が変わっていく当事者のことを、我々支援者はどれだけ理解しようとし、耳を傾けることができているでしょうか。
 精神科医療に約20年携わり、現在は精神科に特化した訪問看護ステーションの統括所長として活躍されている小瀬古伸幸氏よりご講演を賜り、支援者である「私たち」と当事者の「彼ら」という枠組みではなく、地域で共に生きる私たちとして求められるものとは何なのか、地域生活を送る方のウェルビーイングを理解し分かち合う機会にしたいと考えております。

仏教から学ぶ現代の生き方、ウェルダイイング

6月14日(日)11:15~12:45 B会場(小ホール)
  • 座長:熊原 直子(岩手県立久慈病院)
  • 講師:南洞 法玲(世界遺産 天台宗別格本山 毛越寺)

 岩手県平泉には浄土思想に影響を受けて造られた寺院・庭園の一群があり、それらは2011年に世界遺産(文化遺産)リストに登録されました。そして、1124年(天治元年)に藤原清衡公によって建立された中尊寺金色堂は、2024年に900年の節目の年を迎えています。
 本大会では「ウェルビーイング」をメインテーマに、クライエントそして我々ソーシャルワーカー自身のこれまでの在り方、これからの在り方を考える講演を企画しました。そのベクトルは、「生きる」という方向性への問いで「未来志向」でしたが、一方で、「死」は誰の元にも平等に訪れます。医療ソーシャルワーカーは、死にゆく人の側にどのように寄り添えるのか?ウェルビーイングと表裏一体の「ウェルダイイング」とは何か?世界遺産「平泉」文化を交えて、皆さんと「よく生き、よく死ぬ」ことを共に考える機会にしたいと思います。


シンポジウム

『ほんとうのさいわいとは?』〜災害支援とソーシャルワークをめぐって〜

6月13日(土)16:35~18:05 B会場(小ホール)
  • コーディネーター:
    伊藤 隆博(神戸学院大学総合リハビリテーション学部)
  • シンポジスト:
    小泉  進(岩手県医療ソーシャルワーカー協会)
  •    林  真紀(やわたメディカルセンター)
  •    福井 康江(日本医療ソーシャルワーカー協会)

 災害支援は表層的な支援だけではなく、地域性、社会背景も鑑みた重層的かつ長期的な支援が求められています。災害時におけるソーシャルワーカーの重要性、これから取り組んでいくべき課題について東日本大震災、能登半島地震等の経験を踏まえながら今後の展望を考える機会にしたいと思います。

アルコール依存症のリカバリーのごど、聞いてみっが。

6月13日(土)16:35~18:05 E会場(18階会議室)
  • 座長:平井美奈子(愛媛大学医学部付属病院)
  • 講師:稗田 里香(東京通信大学)
  • シンポジスト:
    近藤 昭恵(岩手医科大学附属病院)
  •    白沢 正義(岩手県断酒連合会みちのく断酒会)
  •    高橋美恵子(岩手県断酒連合会みちのく断酒会)

「サケハ ボンノウノタグヒ サレド カゼトヒカリノホウエツハ タヾシキヨヒナリ」
(手帳「雨ニモマケズ」時期の覚書類より)
 宮沢賢治の作品には、酒が登場します。冷害や干ばつによる農民の苦しさのはけ口が、密造酒など安い酒に向かい、かさむ酒代と貧困にあえぐ悪循環の状況に対する憂いを、作品の中に残しています。酒は人間の弱さや逃避を象徴するものと訴える賢治さんの思想的背景があったと、研究者らによって解釈されています。
 実は、信じ難いかもしれませんが、賢治さんの憂いや訴えは、現代のアルコール依存症の発症要因やリカバリーの考え方におおいに重なるものがあるのです。
 そこで、
「んでばまんず、現場のmsw、リカバリーを体験したひど,家族のひどから、アルコール依存症のリカバリーのごど、聞いてみっが」。

身寄りがなくても安心して暮らせる社会を目指すには

6月14日(日)9:30~11:10 A会場(大ホール)
  • 座長:對馬 清美(愛知医科大学病院)
  • シンポジスト:
  •    沢村 香苗(株式会社 日本総合研究所 創発戦略センター)
  •    宮崎 玲香(岩手県医療ソーシャルワーカー協会 つなぐプロジェクト)
  •    吉江 暢洋(川上・吉江法律事務所)
  •    菊池 涼子(恩賜財団済生会 北上済生会病院)
  •    大地 裕介(社会福祉法人豊田市社会福祉協議会くらし応援課、豊田市成年後見支援センター

 医療機関において、いわゆる「身寄りがいない方」へ関わるケースは近年増加傾向にあります。現場では身元保証に関する事柄だけでなくシャドーワークとされる細かなタスクも発生し、その都度悩みながら対応している状況があると推察されます。岩手県医療ソーシャルワーカー協会では「身元保証問題プロジェクト(通称:つなぐプロジェクト)」を令和5年度に立ち上げ、アンケート調査や関連団体との意見交換会、研修会への講師参加派遣など行い、地域との課題共有とネットワーキングに取り組んでおります。本企画では、これまでの活動報告に加え、全国各地の皆様の取り組みを伺いながら、「身寄りがなくても安心して暮らせる社会を目指すには」をテーマとして、登壇者の発表を通じて「あるべき姿」「現状」「課題」を共有し、今後の「展望」について参加者の皆様と共に考え、「持続可能(サステイナブル)な社会」に向けて一歩を踏み出すきっかけとなる機会としたいと考えております。

単身世帯社会に向けて医療機関が備えること~
「身寄りのない患者を取り巻く社会的課題についての研究」をもとに考える~

6月14日(日)11:25~12:45 A会場(大ホール)
  • 座長兼報告者:林  祐介(日本福祉大学)
  • シンポジスト:
  •    増田 由美(磐田市立総合病院)…地域と連携しての取り組み
  •    佐野 晴美(神奈川県医療ソーシャルワーカー協会)…県協会としての取り組み
  •    杉浦  真(安城厚生病院)

 身元保証人問題チームは一身元保証会社の倒産が消費者問題として取り上げられたことを契機に2017年に発足し、増加の一途を辿る単身世帯者の医療保障を視野に活動を継続してまいりました。この間国は「身寄りなし問題」に対して新事業の立ち上げを決めましたが、医療機関内の問題は具体的な解決策はまだ見えていません。そこで今回のシンポジウムでは医療機関にとってどのように備えることが医療機関にとっても患者にとってもよい方法なのかを考えたいと思います。

在宅医療に必要な連携を担う拠点の現在地

6月14日(日)9:30~11:00 E会場(18階会議室)
  • 座長:田上 幸輔(医療法人財団老蘇会 静明観診療所)
  • シンポジスト:
    関  建久(北見市医療・介護連携支援センター)
  •    服部 美加(新潟県在宅医療推進センター基幹センター)
  •    斎川 克之(新潟市医師会)

 在宅医療に必要な拠点が本来担うべき「中立的かつ継続的な役割」の再定義を目指し、「連携拠点という“箱”に中身はあるのか?」「在宅医療の“地域格差”を是正する拠点機能とは?」「行政主導と現場実践の乖離をどう埋めるか?」等の内容をディスカッションしていきたい。

豊かなキャリアデザインを目指して

6月14日(日)11:15~12:45 E会場(18階会議室)
  • 座長:堀越由紀子(星槎大学)
  • 司会:名田部明子(野村病院)
  • シンポジスト:
    志賀 功平(社会医療法人河北医療財団河北総合病院)
  •    郡  章人(地方独立行政法人徳島県鳴門病院)
  •    上田 大介(公益財団法人いわてリハビリテーションセンター)
  •    早坂由美子(北里大学病院)

 医療ソーシャルワーカーのキャリアは経験年数の積み重ねだけではなく、自らの価値観や専門性をどのように位置づけ、デザインしていくかが問われている。
 認定医療ソーシャルワーカー等の認定取得は、統合的な実践能力等を備えた専門職としてのひとつの到達点と言えるが、偶発的に出会う成長への機会に向き合う過程は、個々のキャリアにどのような「豊かさ」をもたらすだろうか。
 当シンポジウムでは、認定取得を目指す者、認定取得者、ソーシャルワーク部署管理者、当協会それぞれの立場からの報告を通し、専門職として成長し続けるためのキャリア形成のあり方を検討したい。

患者の権利法をつくる会企画

オンデマンド配信
  • 座長:今尾顕太郎(別府大学)
  • 司会:小林 洋二(弁護士/九州合同法律事務所)
  • シンポジスト:
    松井亜由美(のぞみハートクリニック)
  •    小原 寿貴(原宿リハビリテーション病院)
  •    菊池 裕子(公立岩瀬病院)

 患者の権利法をつくる会チームでは、患者の権利を医療基本法の策定に反映させることで、医療ソーシャルワーカーの業務がより理念と専門性に則ったものとなること、そして、クライエントのウェルビーイングを守ることを目指して活動を継続しています。今回の企画は、医療基本法が制定されることで、MSWの実践がどのように支えられ患者の最善の利益につながるのか、また制度としてどこまで実現可能なのかについて議論を深めます。医療基本法を「難解なもの」として終わらせるのではなく、現場を支える羅針盤として位置づけることを目指します。


ハンセン回復者支援の「今」を改めて考える

オンデマンド配信
  • 報告:内藤 政義 弁護士
  •    当事者の方

 全国のハンセン療養所の入所者数が減少し、地域で暮らす回復者の方々も再入所を考える方がいらっしゃいます。しかし、地域で、できれば生まれ故郷で暮らしたいという方もおられます。改めてソーシャルワーカーがその方々にできることを考えてみたいと思います。


つどい

救急認定ソーシャルワーカーのつどい
『災害医療におけるESWに求められる役割と支援』

オンデマンド配信
  • 座長:谷  峰穂(小豆島中央病院 救急認定ソーシャルワーカー)

講演「災害医療におけるDMAT活動とESWへの期待」

  • 登壇者:
  •    若井 聡智(国立健康危機管理研究機構 危機管理・事務局 厚生労働省DMAT事務局 次長)
  • 実践報告:
  •    中野めぐみ(国立健康危機管理研究機構 厚生労働省DMAT事務局)

 災害時におけるソーシャルワーカーには患者の生活・社会的背景を迅速に把握し、行政機関、福祉避難所、NPO、ボランティア等の支援機関と連携し生活基盤の再構築につなげることや支援機関をサポートする役割が求められる。さらに、混乱期における意思決定支援や心理的支援を担い、DMATの一員として医療を社会につなぐ調整役を果たすことが期待される。本セッションでは、救急認定ソーシャルワーカー(ESW)の特性や強みである臨機応変さや迅速な対応力を災害医療現場でどのように活かすことができるのかを検討する機会としたい。また、救急認定ソーシャルワーカー認定機構から申請手続き・研修実施等について報告を行う。

救急認定ソーシャルワーカー認定機構からのご案内
救急認定ソーシャルワーカーの認定者の現状と申請手続きについて

  • 報告者:福森 優司(大阪大学医学部附属病院 高度救命救急センターESW)

説明会

医療ソーシャルワーカー業務指針改正および医療ソーシャルワーカー業務基準策定に関する説明会

6月13日(土)16:35~17:35 D会場(18階会議室)

業務指針改訂検討チーム

早坂由美子(日本医療ソーシャルワーカー協会 会長/北里大学病院)
野田 智子(日本医療ソーシャルワーカー協会 副会長/ JA愛知厚生連 江南厚生病院)
小川 晋平(日本医療ソーシャルワーカー協会 副会長/公益社団法人群馬県医師会 群馬リハビリテーション病院)
齋藤 慶子(日本医療ソーシャルワーカー協会 副会長/医療法人社団ゆみの)
小原眞知子(日本医療ソーシャルワーカー協会 理事/日本社会事業大学)
西岡 大輔(日本医療ソーシャルワーカー協会 理事/神戸大学)
仲井 達哉(川崎医療福祉大学)
戸石  輝(関西福祉科学大学)

「医療ソーシャルワーカー業務指針」は平成元年に初めて発出され、平成14年の改正を経て、長きにわたり医療ソーシャルワーカーの業務を示すものとして大切に活用されてきました。
 しかしながら、近年の医療環境の変化や、医療ソーシャルワーカーに期待される役割、業務の拡大を受けて、日本医療ソーシャルワーカー協会としては実態に即した医療ソーシャルワーカー業務指針への改訂を強く望んでいました。そして、昨年度より厚生労働省と当協会が連携して検討を重ね、医療ソーシャルワーカー業務指針が改正され、本年3月13日に厚生労働省医政局長通知として発出されました。
 これに伴い、当協会では、医療ソーシャルワーカーがその専門性を発揮し、業務を適正に行うために活用していただけるよう、改正された医療ソーシャルワーカー業務指針の内容を具体化し、各項目に対応する「医療ソーシャルワーカー業務基準」を策定いたしました。
 本説明会では、その経過と改正のポイントについて説明いたします。


体験ブース

アルコール体質判定
「あなたは飲める体質?飲めない体質?それとも?」

6月13日(土)14:50~16:20 E会場(18階会議室)

 大分大会、三重大会で大好評だった「アルコール体質判定」を、岩手大会でも開催します。「私はお酒に弱いんです」「お酒を飲んでも全然顔色が変わらない」など、お酒に対しての体質ってありますよね。実際に自分自身がどういう体質なのか、客観的に知ってみませんか?
 「体験ブース」に来てもらえれば、お酒が「ぜんぜん飲めない族」「ホントは飲めない族」「飲み過ぎ注意の危ない族」のどれかが、わずか20分でわかります。そしてなぜそうなのかがわかる、説明書付きです(無料)。体質判定した後、依存症を身近な問題として経験することを通し、依存症支援の重要性を共有しましょう。
 なお体質判定には、NPO法人ASKによる「ASKアルコール体質判定セットかんたんジェルパッチ」を用います。

 

第46回日本医療社会事業学会

第1分科会
ソーシャルワークリサーチ、人権とソーシャルワーク、教育・スーパービジョン、その他

6月13日(土)14:50~16:20 C会場(18階会議室)

第2分科会
業務分析・業務開発、ソーシャルワーク実践

6月13日(土)16:35~18:05 C会場(18階会議室)

第3分科会
ソーシャルワーク実践

6月14日(日)9:30~11:00 C会場(18階会議室)

交流会

6月13日(土)19:00~20:30 ホテルメトロポリタン盛岡